プライベートクリニック高田馬場/新橋

頑張らずに結果にコミットのサクセンダGLP-1ラクやせ注射™️ メディカルダイエット

肥満の薬物療法いろいろ 

肥満の薬物療法の種類

肥満治療薬は作用機序から3つのカテゴリーに分けることができます。

一つ目は、中枢性食欲抑制薬で日本ではマジンドールと言うとても強そうな名前の薬を使用します。

BMI35以上の方のみ保険適応となり、160cmで89.6kg、170cmで101.2kgですので誰にでも処方できるお薬ではありません。

投与期間は3ヶ月を限度として、1ヶ月以上効果がない場合は中止をする必要があります。

また、薬理作用がアンフェタミン覚せい剤)と似ているため依存性がありインスリン分泌を抑制することから糖尿病患者さんに対しても使いにくいお薬です。

しかし、実際に肥満患者さんに使用すると有意に体重減少を認めることから、自由診療のクリニックなどでダイエット目的で処方している場面が散見されます。

 

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マジンドール(商品名:サノレックス

二つ目のカテゴリーは、吸収阻害薬です。

欧米などでは脂肪吸収を抑制するリパーゼ阻害薬のオルリスタットが処方箋なしでも購入することができます

副作用で脂肪便・下痢をすることが特徴で、私は「お尻からラー油が出てくる薬」と呼んでいます。

意味が分からないと思いますが騙されたと思って一度経験してみてほしいです笑

オナラをするとラー油が出てくるのでこのお薬を内服中は勝負パンツを履かないことをお勧めします。


日本ではセチリスタット(オブリーン)と言うお薬が販売承認を受けていますが「肥満症を効能とするものの体重変化率は約2%であるうえ、心血管イベントの発症抑制が示されていない」と言う理由で販売されていません。

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オルリスタット(商品名:ゼニカル

最後のカテゴリーは、エネルギー消費を高めて脂肪組織の減少を図る代謝促進薬で、日本でも2007年にシブトラミンと言うお薬の販売申請がされましたが、有害事象が多く発売は見送られました

 

GLP-1は?

GLP-1は上記のカテゴリーの中では一つ目の中枢性食欲抑制薬に該当します。

GLP-1受容体作動薬であるリラグルチド3.0mg/日製剤であるサクセンダが2014年にFDAから抗肥満薬として承認を受けました

GLP-1はマジンドールと異なり、依存性がなく、3ヶ月で中止する必要はありません

安全性の高いお薬ではありますが、サクセンダに関しては韓国で中古品(使いかけ)がSNSを中心に流通して社会問題となりました。

必ず医師の診察を受けてからお使いいただき、他人と共有することは絶対にしないでくださいね。

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リラグルチド(商品名:サクセンダ)

プライベートクリニック高田馬場/新橋

代表医師 鏡原裕一

<URL> https://www.private-clinic.jp/lp/glp-1/

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